Artwork 作品
ある書物に「粘土」が生命の進化に重要な役割を果たし、生命の起源となる物質を作り出しているのではないかと書いてあった。
子供の頃からよく遊び場としていた採土場跡は常に湿気を帯びており、モウセンゴケなどの不思議な植物が根を張っていた。級友を驚かせようと持って帰ってきても、見せる前に枯れていた。
この歳になるまで粘土場に生命のサイクルがあるとは気が付いていなかった。
また石もよく拾い集めた。木石(珪化木)や坪石、黄色、赤色、緑色の石、白い線のチェック柄の石など、人類が始まる前の地球で何か不思議なことがあったと容易に想像できるものと出合った。採土場は山のお墓ではなく、生き続けていたのだと今になって実感している。
作品名
地・生
作家名
制作年
2024年
素材
土 植物 石 ガラス 抽出香 氷 詩
ある書物に「粘土」が生命の進化に重要な役割を果たし、生命の起源となる物質を作り出しているのではないかと書いてあった。
子供の頃からよく遊び場としていた採土場跡は常に湿気を帯びており、モウセンゴケなどの不思議な植物が根を張っていた。級友を驚かせようと持って帰ってきても、見せる前に枯れていた。
この歳になるまで粘土場に生命のサイクルがあるとは気が付いていなかった。
また石もよく拾い集めた。木石(珪化木)や坪石、黄色、赤色、緑色の石、白い線のチェック柄の石など、人類が始まる前の地球で何か不思議なことがあったと容易に想像できるものと出合った。採土場は山のお墓ではなく、生き続けていたのだと今になって実感している。
時間 | 11:00-18:00 |
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会場 | ギャルリ百草と百草の森 |
住所 | 〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町 2-8-16 |
駐車場 | ギャルリ百草敷地内 |